海外Discordサーバー「The Balance」を始めとして、最適装備(ギアセット)のシェアによく使われている装備シミュレータ「Etro」の使い方&基本情報について解説する記事です。
- 零式攻略の新式禁断&Nレイド装備選択
- 新式から零式トークン装備へ更新する際のマテリア調整
- 絶攻略用装備のマテリア調整
装備各部位選択&サブステ調整を無駄なく行えるシミュレータなので、上記3点が主な用途になるかと思います。
新規登録&ログイン
他人から教えて貰ったorサイト経由のEtroURLからギアセットを閲覧する、ギアセットを構築してサブステ調整するなどの基本的な機能は登録&ログインしなくても使えます。自分で作り上げたギアセットを保存更新&URL化して共有したいのであればユーザー登録を強く推奨します。
Discordアカウントを持っているならそれで登録するのが簡単ですが、メールアドレスでの登録方法もあるので好きな方を選んで下さい。
Etroトップページへアクセス→画面右上の赤枠内「Login」でユーザー登録&再ログインが可能です。
Discordで登録
トップページ右上Login→Registerタブに推移、「Discord Registration」と書かれた青いボタンを押下。
上記画面内の右下にある「認証」でetro新規登録とログイン処理が同時に行なわれます。
メールアドレスで登録
トップページ右上Login→Registerタブに推移。
- ユーザー名(被りNG)
- メールアドレス(認証メールを受取可能なアドレス)
- パスワード(8文字以上、Confirm Passwordに同じものを入力)
上記画面で4項目を入力、ピンク色の「Register」ボタンを押下。
上記のような内容で認証メールが届いたら、「Confirm Email」を押下し再度Etroにアクセス。
登録認証が完了できていれば、トップページ右上Login→登録時に入力したユーザー名とパスワードでログイン可能になります。
シミュレータの使い方
実際の装備シミュレート方法を順番に解説していきます。PC版ブラウザ準拠ですがスマートフォンUIでも大差なく使えるはずなので、異なる部分は各自補完して下さい。
ギアセット作成
Etroトップページで赤枠内「Create」を押下するとシミュレートページが作成されます。ユーザー登録&ログインできている場合、右上青枠内に自ユーザー名が表示されているはずです。
最初の工程として自分がシミュレートしたいジョブを左側「job」で選択→右側ギアセットの各部位項目が、選んだジョブ装備のみを選択できるよう自動処理されます。
- Name→ギアセット保存する際の名前
- Job→シミュレートしたいジョブ
- Clan→使用キャラの種族
- Patch→FF14のver
左側テーブルは上記4つを選択記入した上で、右側ギアセットのプルダウンから採用したい装備を選んでいきましょう。
各部位装備/マテリア選択
新式をフル禁断/極武器&ノーマルレイド装備を混ぜるなどに加え、自分の都合に合わせた装備選択がシミュレート可能です。各装備サブステ数値まで細かく表示してくれているので、実際にゲーム内で取得すべき装備もここから選定することが出来ます。
今回は「極武器&Nレイドの装備を取りに行けない、ギルで完結したいのでフル新式」の条件で装備を選んだ例でシミュレート。逆に「極力ギルを使わずNレイド装備を多く採用」など自由に組替が可能なので、使い方がわかってきたら好きに試してみて下さい。
各部位のサブステ表記横「>>」を押下するとマテリア選択プルダウンが出てきます。IL610リナシータ腕はクリティカルがついていなかったので、上記画像では武略アルテマ&オメガをフル禁断した体ではめ込んでみました。
大体どのジョブであってもサブステの優先順位は「クリ>意思≧DH」が通説となっていますが、早いSS(GCD)を好む場合など、DH&意思を削って調整する形になると思います。
今回は賢者(ヒーラー)でシミュレートしている都合上、装備サブステについていないDHを優先して禁断&クリティカルをはめられる部位は限界までクリ禁断した内容です。
サブステの調整
ひとまず思うように装備部位選択&マテリアをはめる&料理も選択できたら、ページ左側のテーブルでサブステを確認しましょう。
- PIE(信仰):1154
- DH(ダイレクトヒット):1120
- CRT(クリティカル):2161
- DET(意思力):1560
- SPS(スペルスピード):772
- GCD:2.43
今回シミュレートした通りに、ゲーム内で装備選択&マテリア禁断をしたら上記の数値になります。赤枠内の「Prev」は閾値に対するサブステ数値の余りを示しており、「Next」は次にステ上昇効果が得られる閾値までの数字を反映しています。
「Prev&Next」を見つつ無駄なサブステを極力削りながらシミュレートできるというのがEtroの特に有用な部分です。
左側サブステ実数値の更に下部、「Additional Stats」にサブステによる上昇効果量が表示されています。赤枠内「Damage(Expexted)」はこのギアセットでGCDフル回転した際の期待DPS値とのことですが、サブステ調整&各ギアセット構築の比較用として参考程度に見ておきましょう。
- Critical Hit Multiplier:クリティカル時ダメージの上昇率
- Critical Hit Rate:クリティカル率
- Determination Multiplier:意思力によるダメージ&ヒール上昇率
- Direct Hit Rate:ダイレクトヒット率
- MP per Tick:3秒毎のMP自然回復量
- Spell Speed Multiplier:DoT攻撃のダメージ上昇率
サブステ周りで着目するのはこの辺り。新式装備はヒーラーなら信仰が多くついているため、上記画像なら基礎回復量3秒/MP200→MP260まで上昇していることがわかるはずです。クリマテリアを積めない部位以外は全てDHマテリアにしていたので、ダイレクトヒット率が20.8%となっています。
意思力はダメージup効果だけでなくヒール量upもあることに加え、ヒールスキルはダイレクトヒットが発生しないことを考慮して、DH禁断していた部分を一部意思力禁断に差し替えてみます。
左側「Stats and Tiers」を見つつ閾値になるべく無駄が出ないよう差し替えたので、意思力の「Prev(余り)」が0となりました。
DHを落として意思力に振り替えた影響(DH率20.8%→14.2%)からか、「Damage(Expected)」は2669.57→2668.83と微減。しかしDetermination Multiplierは108.6%→110.3%になったので、基礎ダメージ&ヒール力を上げることができました。
今回は新式フル禁断を例としているので、零式&トークン装備に更新していくとこの辺りの数値はまた変動してしまいます。しかし、新しい装備を取る前にEtroでシミュレートしておくと「〇〇を取ったら意思力マテリアをはめる」など、都度無駄なくキャラ強化ができるわけです。この作業自体は手間になるかもしれませんが、適当に装備を取ってマテリアをはめるよりも絶対に効果的ですので、攻略で行き詰ることがあったらしっかり活用して下さい。
ギアセットの保存&共有
ユーザー登録している方は、シミュレートを終えたら保存→生成されたURLをブックマークorメモしておくといつでも呼び出すことができるようになります。
ページ左側のテーブルにある赤枠内「Save」を押下すれば、自動的に固有URLを生成して保存されます。
今回の例で作成したのが上記ギアセットURLになり、他人も見られるよう共有が可能となりました。このURL上で装備更新&マテリア調整をして再度保存した場合も、更新された内容が誰でも閲覧できる上に編集は作成した本人以外はできないようになっています。
Etroトップページにログイン状態でアクセスすると、先程保存したギアセットが一覧に追加されました。この「IL610 test」ギアセットを装備更新などで調整をする際、更新元を変更せず残しておきたいのであれば右側「Action」→「Clone Gearset」を押下することで別URL生成が可能です。
他人が作成したギアセットを閲覧した際、Etroログイン状態ならそれも「Clone Gearset」でコピー→自分の生成URLでシミュレート調整もできます。一から手打ちせずにアレンジで組みなおす、といったやり方などに活用して下さい。
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